天体写真


オリオン座 1997/10 筑波山中腹より撮影 1時間露光 オリオン座は天の赤道上にあるため、ほぼまっすぐな軌跡を描いて移動しているのが 分かります。また、この辺は天の川になっている性もあり、無数の星がびっしりと レコードの溝のような軌跡を描いています。 写真に撮ると、星の色合いもはっきり分かるようになります。星の色合いは その恒星の温度を表しています。赤、黄色、青、青白の順に温度の高い星に なります。これは黒体放射(無反射の物質の温度を上げていったときに発光 する光の色)に関係します。


アンドロメダ座 1997/11/29 筑波山中腹にて撮影 2分間露光 有名なアンドロメダ座です。右端はペガスス座の四辺形が一部入っています。



惑星の並び(左より木星、金星、火星)1997/11/29
ともかく冬の撮影は寒さが辛いものです。つくばといえどもやはり天体を きれいに見たいと思ったら山の方へ出かけるなどしなければいけません。 上の写真は筑波山の中腹にて撮影したものですが、つくば市街の明かりが 意外と明るく、上空にかかる雲がかなり明るく照らされているのが分かると 思います。

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